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【産婦人科医監修】妊娠後期・臨月に風邪をひいたら?咳や鼻水、喉の痛みの対処法と注意点

著者:ままのて編集部

  • 妊娠後期から臨月のあいだに風邪をひいてしまったときは、どのように対処すれば良いのでしょうか。咳、鼻水、のどの痛みなど代表的な風邪の症状について、薬以外に試してみたい対処法をお伝えします。出産に備え、体力を維持しておきたい妊娠後期。風邪をひかないために自分でできる予防策についても、チェックしてみましょう。


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    妊娠後期・臨月とは?風邪はひきやすい?

    妊娠期の区分では、28週0日以降の期間が妊娠後期となります。なかでも、出産予定月となる妊娠36週から39週までは一般に臨月と呼ばれます。出産予定日が近づくとともに、赤ちゃんがますます大きくなり、ママの身体も出産に向けて少しずつ変化してくる時期です。

    また、妊娠中はホルモンの分泌が変わる影響で自律神経が乱れやすく、免疫力が低下しやすくなっています。血液の循環量や呼吸数が増加するため、通常時より体力が落ちたと感じやすい状態です。そのためウイルスや細菌によって発症する風邪症状には十分に注意したいものです。


    妊娠後期・臨月の風邪の対処法:咳・喉の痛み

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    喉の保湿が大事

    風邪の原因となるのは約80%がウイルスであり、そのウイルスは200種類以上あることが知られています。これらのウイルスは、乾燥した環境や温度が低い場所を好む傾向があります。

    そのため、鼻が詰まって口呼吸となっていたり、空気が乾燥したりしていると、風邪のウイルスにとっては活動しやすい状態となるのです。妊娠後期の風邪を予防するために、うがいや水分補給をしっかりして、喉の乾燥を防ぎましょう。

    喉の保湿には、マスクも役立ちます。また、朝起きて喉がカラカラに乾いている人は、睡眠中に口が開きやすいのかもしれません。鼻呼吸を促すための口呼吸予防テープが市販されているので、こうした専用テープを使うと口や喉の乾燥を防ぐ対策にもなります。

    出典:https://m.media-amazon.com/images/I/81Q7Khfk9yL._AC_SL1500_.jpg

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