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基礎体温とは?妊娠した時の高温期は二段上がりする?いつから・何度上がるのか解説|産婦人科医監修

著者:ままのて編集部

  • 基礎体温が高温期に二段上がりするという情報を目にしたことはないでしょうか。福さん式として知られ、着床のタイミングで高温期にさらに体温が上昇し、グラフが二段階を示すというものです。福さん式の二段上がりではいつから体温が上昇し、何度になるのかを解説します。二段上がりしない理由や医学的な根拠についても見ていきましょう。


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    基礎体温とは?


    生理周期にあわせて変化する

    基礎体温は、人の身体が生命維持のために必要最低限のエネルギーだけを消費している状態のときの体温を指します。通常、人は食事や運動などの活動で体温が上昇するため、基礎体温は活動の影響を受けていない安静時や起床前に計測します。

    基礎体温を毎日計測すると、一般的には周期的な変動を見せます。なぜならば、基礎体温が女性ホルモンの影響を受けるからです。女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあり、生理周期に合わせて分泌バランスが変わります。排卵を境にホルモンバランスが変わると、基礎体温も同じリズムで変動するのです。

    生理周期は生理の出血がある「月経期」、卵巣内で卵胞が育つ「卵胞期」、成長した卵子が卵巣を飛び出す「排卵期」、卵子が黄体に変化する「黄体期」の4つに分かれます。このうちエストロゲンが多く分泌されるのは卵胞期、プロゲステロンの分泌が増えるのは黄体期です。

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