【産婦人科医監修】妊娠超初期のおりものは少ない?においや色の特徴は?
著者:ままのて編集部
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妊娠検査薬で陽性反応が出る前のおよそ妊娠0週~4週にかけての期間を「妊娠超初期」と呼ぶことがあります。妊娠超初期にはさまざまな症状がみられますが、妊娠超初期のおりものはどのように変化するのでしょうか。妊娠超初期のおりものの特徴や異常なおりものとの見分け方、妊娠超初期症状に気付いたときの対応について医師監修で解説します。
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おりもののはたらき
おりものは、子宮や腟、汗腺などから分泌される分泌物や古い細胞の粘液が混ざって出てくる液体で、女性ホルモンのはたらきなどによって量や色、におい、状態が変化します。
おりものの「自浄作用」と呼ばれる作用によって細菌が身体に侵入されにくい状態に保たれるほか、排卵期にはとろみのあるゼリー状のおりものが受精を助けてくれます。実はおりものには、女性の健康や妊娠にとって欠かせない役割があるのです。生理周期によるおりものの変化
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妊娠していない場合、おりものの量や色、においは生理周期の中でどのように移り変わっていくのでしょうか。
生理直後~卵胞期前半
生理直後~卵胞期前半は、おりものの量がもっとも少なくなる時期です。状態はさらっとしており、においが少ない場合が多いでしょう。生理直後は体内にまだ経血が残っている場合には、おりものが茶色や赤褐色に変化するかもしれません。