育児放棄(ネグレクト)の種類・具体例・きっかけや理由は?子どもへの影響と対策法
著者:ままのて編集部
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育児放棄(ネグレクト)は、必要な育児をしないという児童虐待の一種です。育児放棄は親や子どもの状況、養育環境など、さまざまな理由が重なって起こるといわれています。ここでは、育児放棄の種類や具体例、子どもへの影響を解説します。育児放棄の兆候がある場合の対策や、ネグレクトの可能性がある家庭への対処法も参考にしてください。
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育児放棄(ネグレクト)とは?
育児放棄とは、子どもに必要な育児をせず子どもを放置することを指します。育児怠慢やネグレクトと呼ばれることもあるでしょう。育児放棄は、子どもの成長不全を引き起こしたり、人格形成に問題を生じさせたりと、子どもの成長に大きな悪影響を及ぼします。
児童虐待の一種
育児放棄(ネグレクト)は、子どもに直接的に暴力をふるったり性的虐待をしたりするわけではないため、虐待ととらえない人もいるかもしれません。しかし厚生労働省によると、ネグレクトは身体的な虐待、性的虐待、心理的な虐待と同様に、児童虐待のひとつと定義されています(※1)。