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おりものが水っぽい原因は?妊娠初期の症状と病気の見分け方は?大量や悪臭は要注意!

著者:ままのて編集部

  • おりものは女性ホルモンと深いかかわりがあり、生理周期によって変化します。おりものの変化は妊娠や女性特有の病気のサインとなることがあります。排卵日前後にはおりものがサラサラと水っぽい状態になったり、妊娠初期には量が多くなったりします。おりものが大量、または水っぽいとき、妊娠初期の症状と病気とを見分けるヒントを解説します。


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    おりものと生理・女性ホルモンとの関係は?

    おりものは、女性の身体の生理周期と密接な関係があります。おりものは生理周期によって変化します。生理周期と密接な関係があるということは、女性ホルモンとの関係が深いということです。

    女性ホルモンには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類があります。生理周期においては、卵胞ホルモンは排卵期に分泌量が増加し、排卵前にピークになります。排卵後は入れ替わりで黄体ホルモンの量が増加します。このように排卵を境にしてホルモンバランスが変化します。

    おりものの量や性状の変化は、卵胞ホルモンの分泌量と比例します。排卵前におりものが増えたように感じるのは正常なことです。おりものは細菌が腟内で増えるのを防ぐ「自浄作用」と、排卵期に精子を包み込むことで受精を助ける「卵子までの移動のサポート」という役割があるので、排卵期におりものが増えるのには必然性があるのです。


    正常なおりもの

    正常なおりものは無色~透明でサラサラしています。生理周期にともない、においや量などの性状は変化します。

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