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【助産師監修】抱っこ紐で腰痛に?正しい付け方と腰が痛くならない方法は?

著者:ままのて編集部

  • 抱っこ紐は赤ちゃんとの外出時や家事で手が離せないとき、寝かしつけるときなどさまざまな場面で役立つ育児グッズです。しかし、抱っこ紐を使っているうちに腰に激痛が起こり、困っているママやパパも多くいます。抱っこ紐が原因で腰痛になるのはなぜでしょう。今回は、抱っこ紐で起こる腰痛の原因と予防法について解説します。


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    抱っこ紐で腰痛になる原因


    骨盤のゆがみ

    産後の女性の骨盤は開ききっている状態です。また、出産の際に骨盤が大きく開くため、骨盤自体が柔らかくゆがみやすくなっています。さらに、骨盤が広がり体重は元に戻っているのに、今まで履いていたズボンが履けないということもあります。このような状態のまま長時間赤ちゃんを抱っこ紐で抱くことは、腰にかなりの負担をかけていることになるのです。


    抱っこするときの姿勢

    ママやパパは抱っこ紐で前向きに赤ちゃんを抱っこすると、重さが前方へ偏ります。そのため、自然と身体がバランスをとろうとするため、腰を後ろに反らした「反り腰」の状態となります。

    抱っこ紐を使用しているときは、無意識にバランスをとっているため反り腰になっていることに気付きません。姿勢が後ろへ反ることで腰や背中の筋肉を過度に使うため、腰への負担が増えるため腰痛となりやすくなります。

    抱っこ紐のウエストベルトを骨盤の位置で固定してしまうと、赤ちゃんを支える位置が低くなり、ママやパパの腰に負担がかかってしまいます。ウエストベルトは上端がおへそにかかる位置(ウエスト部分)で装着するようにしましょう。

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